(www.perry-rhodan.netより) |
初出ヘフト | 198 | Die letzte Bastion 最後の砦 |
最終ヘフト | 2110 | Der Gute Geist von Wassermal ヴァッサーマルの善霊 |
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ヘフト担当数 | 250 | . | |
初出ポケットブック | 5 | Die verhängnisvolle Expedition 宿命の探検 | |
最終ポケットブック | 359 | Jenseits von Raum und Zeit 宇宙と時間の向こう側 | |
ポケットブック担当数 | 60 | . | |
ドイツのSFとファンタジー作家、ホルスト・ゲールマン(Horst Gehrmann)は1930年にヴァイセンフェルド/ザーレ(Weißenfeld/Saale)で生まれた。教員課程(Lehrerstudium)を修了後、氏はドイツ語、生物、物理、天文の講義を、とある総合技術高校(Polytechnischen Oberschule)で受け持っていた。1962年に東ドイツから移住し、1年後、最初のSF小説「チッブでの策略(Intrige auf Chibbu)」をヘフトシリーズ「テラ(Terra)」に執筆した。 1964年、氏はペリー・ローダン・ポケットブック5巻「宿命の探検(Die verhängnisvolle Expedition)」で初登場、翌年にはヘフト198巻「最後の砦(Die letzte Bastion)」でペリー・ローダン・シリーズに登場した。姉妹シリーズ「アトラン」が1969年に始まり、エーヴェルスは初期から参画。このため、ペリー・ローダンとアトランの共同執筆に注力し、別のSF冒険ものを書く時間はわずかしか残らなかった。そんな中、氏は1970年代半ば、ハンス・クナイフェルの始めたポケットブックシリーズ「オリオン(Orion)」を続け、シリーズの新たなコンセプト(42巻から145巻までの)を作り上げた。 H.G.エーヴェルスは、とりわけ多彩なキャラクター、オマール・ホーク(Omar Hawk)、テングリ・レトス(Tengri Lethos)、ダライモク・ロルヴィク(Dalaimoc Rorvic)、タチャー・ア・ハイヌ(Tatcher a Hainu)といった人物たちを登場させたことで知られる。 1994年以後、ヴァイル(Weil)に住む氏はペリー・ローダンを休筆し、以来もっぱら自分の趣味に没頭している。ボクシングが好きで、日本の剣道(Samurai-Schwertkämpfe)もでき、目下バーゼル(Basel)で治療士(Heilpraktiker)を目指して修業中である。 |