ハーベイ・パットン、本名ハンス・ペシュケは1923年ブレスラウ(Breslau)生まれ、その執筆歴はファン活動から始まる。1960年代初頭、氏は最初の短編小説をファン雑誌に発表し、続いて最初の小説を別のシリーズに書いた。

1975年、氏はアトランシリーズに登場。最初の担当巻（179巻）のタイトルは「アトランの同志(Verschwörer von Atlan)」である。ハーベイ・パットンはアトランシリーズで計30巻を執筆した。

ペリー・ローダン・シリーズへの協力はゲスト作家として、1975年にヘフト「グロゾホトの精神体(Die Körperlosen von Grosocht)」で登場。他にパットンはペリー・ローダン・ポケットブック6巻の著者にもなっている。

その後氏は長い間ケルン(Köln)で隠遁生活に入った。ハーベイ・パットンは1994年に亡くなったが、ペリー・ローダン・チームとのコンタクトは絶やさずにいた。