ウィリアム・フォルツ

最初の1000巻の『ミスター・ローダン』


(www.perry-rhodan.netより)
初出ヘフト 74Das Grauen
戦慄
最終ヘフト 1165Einsteins Tränen
アインシュタインの涙
ヘフト担当数 203 .
初出ポケットブック 9Invasion der Puppen
人形の侵略
最終ポケットブック 161Die einsame Sternenstadt
孤独な星街
ポケットブック担当数 11.

ウィリアム、通称「ウィリー」フォルツは、1938年オッフェンバッハ(Offenbach)で生まれた。あまたのSF仲間と同様、氏もまたごく幼少の時分からSFに魅力を感じていた。氏の処女SF小説「スターファイター (Sternenkämpfer)」は1958年秋にユートピア・ポケットブック(Utopia Taschenbuch)として出版されたが、それ以前にファンダムでの作品も数多く、また短編の執筆も多い。1961年に氏はベストファン作家に選ばれている。ドイツSFクラブ(Science Fiction Club Deutschland, SFCD)会員だった氏はそこで作家カール・ヘルベルト・シェールと出会い、1962年、ペリー・ローダン・チームの一員として売り出した。「戦慄(Das Grauen)」(74巻)でデビューした氏は、またたくまに基幹作家の地位を確立した。1969年、姉妹シリーズ「アトラン」が登場、ウィリー・フォルツも参加した。最初はペリー・ローダンと並行してアトランを書いていただけだったが、後にはアトラン草案の責任者となった。1973年、ファンタジーシリーズ「ドラゴン(Dragon)」がフォルツ担当巻からスタートした。

1974年からペリー・ローダン・シリーズの草案作家となり、ストーリーは哲学的な方向を示すようになった。ペリー・ローダン1200巻台半ばまで続いていたストーリープランだったが、1984年の氏の死去により、大きなギャップが遺された。氏の最後のローダン担当巻は「アインシュタインの涙」(1165巻)である。

原文

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