G

Gucky
グッキー

 1975年に故郷惑星トラムプ(Tramp)からこっそり《スターダスト II 》へ乗艦してきたイルト(Ilt)で、すぐにミュータント部隊の一員となった。自称「大宇宙を救う者(Retter des Universums)」の彼は特筆すべきテレキネス、テレパス、テレポーターである。時がたつにつれ、心からの友情が彼とペリー・ローダンとの間に、そして特にレジナルド・ブルとの間にはたび重なるグッキーのいたずらに苦しんだ末に、育まれた。好物のニンジンの他には、かのマウスビーバー(Mausbiber)は数時間におよぶ愛撫を好む。まったくの趣味としては、英雄叙事詩を自分を主人公として執筆するという、たゆまぬ努力が挙げられる。イルツ(Iltu)との結婚後、2402年にグッキーは小さな、同じく超常能力を持つ若きマウスビーバー、ジャンピー(Jumpy)の誇らしき父となった。彼の種族は500歳から600歳という非常に長い平均寿命を持つため、2931年に初めて細胞活性装置を所持するようになった。その前に、2437年に惑星モノル(Monol)で生物物理学的ハイパー再生を受け、約500歳分の若返りを果たしている。
 テラナーの仲間と同様、グッキーもNGZ 1169年10月、細胞活性装置を〈それ〉に返還しなければならなくなった。

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