サイクル

 ヘフト巻年代 サイクル名 元ページ
1. 1-49 1971-1984 第三勢力 Die Dritte Macht
ローダンは最初の人類として月に降り立ち、そこで不時着したアルコン巡航船を発見。かの種族由来の超技術の支援を得て地球の世界大戦回避、第三勢力設立、最初の宇宙からの敵の迎撃に成功した。
2. 50-99 2040-2045 アトランとアルコン Atlan und Arkon
アルコン人アトランが海底ドームにて長い深層睡眠期間を経て再覚醒。太陽系帝国建国。ペリー・ローダンはドルーフ(Druuf)、アルコンのロボット摂政(Robotregenten)と渡り合う。
3. 100-149 2102-2114 ポスビ Die Posbis
最初の長距離宇宙艦でテラナーはアコンのブルーの星系に足を踏み入れる。ペリー・ローダンは大執政官に選ばれ、〈それ〉から細胞活性装置を受け、相対的に不死となる。ポスビに続いてローリン(Laurin)が現われるが、ポスビの助力でこれを打ち破った。
4. 150-199 2326-2329 第二帝国 Das zweite Imperium
〈それ〉が銀河系に25個の細胞活性装置を撒いた。シュレックヴルムが出現し、テラナーはブルー人の帝国を発見する。やがて人類植民地のテラに対する最初の抵抗運動が勃発。イラチオ・ホンドロ(Iratio Hondro)率いるプロフォス人は、故郷の優位に対し反乱を起こした。
5. 200-299 2400-2406 島の王たち Die Meister der Insel
テラナーはアンドロメダへの道を発見し、ハルト人(Haluter)とレム―ル人の戦争の歴史を経験、島の王と最初の人類の秘密を解きあかした。
6. 300-399 2435-2437 M 87 M 87
突然オールド・マンが銀河系に現われ、クリスタルエージェントと呼ばれるものに乗っ取られる。クリスタルを追ったテラナーはマゼラン雲で時間警察に遭遇。さらなるシュプールは、第一震動力(erste Schwingungsmacht)の支配するM87へと続いていた。ペリー・ローダンはハルト人の歴史を知る。
7. 400-499 3430-3438 カピン Die Cappins
ペリー・ローダンはゼロ時間デフォルメータ―で過去へと旅し、そこでカピンの種族であるガンヤス族(Ganjasen)とタケル族(Takerer)のことを知る。彼はガンヨ(Ganjo)のオヴァロン(Ovaron)と出会い、彼を助けて原母(Urmutter)と戦う。
8. 500-569 3438-3443 大群 Der Schwarm
大群という、ほとんど動く小銀河が銀河系に出現。この建造物の支配者はそこに住む種族を白痴化した。ペリー・ローダンは偽神との戦いを開始、大群をもとの支配者サイノス(Cynos)に引き渡した。
9. 570-599 3444 旧ミュータント Die Altmutanten
第2次遺伝子危機で死んだと思われていたミュータントらが再登場。ローダンはアスポルコス(Asporcos)の助力で、PEW金属という新しい住処を体を失った友らのために見つけることができた。
10. 600-649 3444-3458 宇宙チェス Das kosmische Schachspiel
超知性体〈それ〉と〈反それ〉(Anti-ES)が宇宙チェスを開始。ペリー・ローダンは鏡像の並行宇宙へと消える。彼の脳は乗っ取られ、ナウパウム(Naupaum)銀河系へと運ばれた。
11. 650-699 3459-3460 公会議 Das Konzil
七者の公会議(Konzil der Sieben)が銀河系の覇権を継承、ラール人(Laren)人の侵略が始まる。ペリー・ローダンは、星の渦流(Mahlstrom der Sterne)内に地球を転送し、人類を辛うじて救うことができた。テラは今、恒星メダリオン(Medaillon)の軌道をめぐる。
12. 700-799 3580-3582 アフィリー Aphilie
恒星メダリオンの放射が人類から情緒を奪った。ペリー・ローダンは故郷銀河へ到達しラール人の支配を終わらせようと試みる。人類は星の渦流へと消え、超知性体バルディオク(BARDIOC)とテルムの女帝(Kaiserin von Therm)の間に迷いこむ。アトランとローダンは、ラール人に対する行動を一致させることができず、対立する。
13. 800-867 3582-3586 バルディオク BARDIOC
ペリー・ローダンはテルムの女帝と同盟しバルディオクに対する。銀河系ではラール人覇権が崩壊し始める。ローダンは両超知性体の抗争の調停を試みる。
14. 868-899 3586-3587 《パン・タウ・ラ》 PAN-THAU-RA
バルディオクの胞子船(Sporenschiffs)が発見されるが、そこでは恐るべき危険がその度を増していた。ウィング人(Wynger)の支配する文明、宇宙の輪(Alles-Rades)の秘密が浮かぶ。ペリー・ローダンはこの2つの事件に関わる謎の解明に成功する。
15. 900-999 3587 宇宙の城 Die kosmischen Burgen
宇宙の城の豪族(Mächtigen)は鍵を持ち、その鍵でライレの眼(Laires Auge)が使えるようになり、物質の泉(Materiequellen)の向こうに行ける。ペリー・ローダンは彼の地に行こうと試みるが、その前にゲーア・ミュータント(Gäa-Mutanten)ボイト・マルゴール(Boyt Margor)の問題に取り組まなければならなかった。
16. 1000-1099 424 NGZ 宇宙ハンザ同盟 Die kosmische Hanse
ペリー・ローダンは敵性超知性体セト=アポフィス(Seth-Apophis)との戦いで〈それ〉を支持。このために、およそ400年前に〈それ〉の委託を受けて築き上げた宇宙ハンザ同盟の力を使う。クイウプ(Quiupu)がヴィールスインペリウム(Virenimperium)再構築に動き、ペリー・ローダンは深淵の騎士(Ritter der Tiefe)の地位を獲得する。
17. 1100-1199 426-427 NGZ 無限艦隊 Die Endlose Armada
銀河艦隊はフロストルービン(Frostrubin)を抜けてM82銀河系へと突入する。そこでペリー・ローダンは艦隊鍛冶(Armadaschmieden)とのドラマティックな抗争を通じ、無限艦隊の支配を獲得しようと試みる。銀河系ではヴィシュナ(Vishna)が人類を屈服させることを狙う。
18. 1200-1299 427-430 NGZ クロノフォシル/ヴィーロノート Chronofossilien-Vironauten
ペリー・ローダンは無限艦隊でクロノフォシルへと向かい、それを活性化しなければならない。その結果フロストルービンの元来の位置に向けた一撃が加わるのである。その間、アトランとイェン・サリク(Jen Salik)は深淵(Tiefe)で、無限艦隊とフロストルービンの到着の準備をしなければならなかった。人類はヴィールス船(Virenraumschiffen)で宇宙の彼方へと旅立ち、ストーカー(Stalker)がエスタルトゥ(ESTARTU)の使者として銀河に現れる。
19. 1300-1349 443-447 NGZ 網を歩む者 Die Gänger des Netzes
テラナーはモラル・コードを監視する網を歩む者の組織を知る。ギャラクティカーの何人かはこの組織の一員となる。そこからエスタルトゥから来た永遠の戦士(Ewigen Kriegern)とカルタン人(Kartanin)にまつわる物語へと続く。
20. 1350-1399 447-448 NGZ タルカン Tarkan
ペリー・ローダンは、まさに崩壊に直面した異宇宙タルカンに運ばれる。ハンガイ銀河系(Galaxis Hangay)の標準宇宙への転送によって災害が引き起こされ、テラナーは5次元性構造断層(Strukturverwerfung)に小艦隊ごと巻きこまれる。数秒後、銀河系では695年が経過していた。
21. 1400-1499 1143-1147 NGZ カンターロ Die Cantaros
ペリー・ローダンは銀河系に帰還し、故郷銀河がバリアに囲まれていることを知る。その向こうはカンターロが支配しており、長い戦いの末にこれを打倒。その結果、この種族の陰にいるたった一人、モノス(Monos)の存在が判明する。彼はヴァリオ500(Vario-500)との決闘で死ぬ。
22. 1500-1599 1169-1174 NGZ リング人 Die Linguiden
〈それ〉が人類に課された期限の終わることを告げ、細胞活性装置の返還を求めた。〈それ〉が新たに選んだ種族は、調停者(Friedensstifern)の率いるリング人だった。誤解は解け、超知性体は新たに細胞活性チップ(Zellaktivatorchips)を分け与えた。
23. 1600-1649 1199-1202 NGZ エノクス Die Ennox
超空間が崩壊して高次元機器が故障。《オーディン》(ODIN)はこのデッドゾーン(Toten Zone)に捕われる。一方、エノクスが銀河系に居座り、アルコアナ(Arcoana)がギャラクティカーにとって重要な意味を持つようになる。
24. 1650-1699 1202-1216 NGZ 大空虚 Die Große Leere
エノクスのフィリップ(Philip)の指摘によって、《バジス》(BASIS)はペリー・ローダンを乗せて大空虚へと出発。そこでギャラクティカーらはサンプラー惑星(Samplerplaneten)と紡錘体(Spindeln)、それらが属する紡錘セグメント(Spindel-Segmenten)の秘密に行き当たる。
25. 1700-1749 1216-1218 NGZ アインディ Die Ayindi
サンプラー惑星の点火によりペリー・ローダンは宇宙のネガティヴサイド、アレズム(Arresum)に到達する。そこでローダンは、アブルーゼ(Abruse)と永遠に戦い続けているアインディと遭遇。銀河系ではハマメシュがバザーを開いた。
26. 1750-1799 1218-1220 NGZ ハマメシュ Die Hamamesch
インプリント製品(Imprintware)の中毒に陥ったギャラクティカーは絶望にうちひしがれてヒルドバーン(Hildobaan)へと出発、禁断のゴマシュ・エンドレッデ(Gomasch Endredde)の地に到達する。ペリー・ローダンは《バジス》で大空虚から帰還し、ハマメシュ、エンドレッデ・ゾーン(Endreddes Bezirk)のマシュター(Maschtar)らと交渉、ギャラクティカーを救った。
27. 1800-1875 1288-1289 NGZ トルカンダー Die Tolkander
ペリー・ローダン、レジナルド・ブル、アラスカ・シェーデレーアが無限への架け橋(Brücke in die Unendlichkeit)を越えて異銀河へと飛ばされ、謎のトレゴン連合(Koakition Thoregon)を知る。故郷銀河系ではトルカンダーが猛威を振るうが、哲学者にして「母」であるゴエッダ(Goedda)を壊滅させて撃退に成功する。
28. 1876-1899 1289 NGZ ヘリオートスの堡塁 Die Heliotischen Bollwerke
ヘリオートスの保塁がノンゴ(Nonggo)によりソル系に持ちこまれ、爆発。ジェロ(Dscherro)がテラニアを脅かす一方、ペリー・ローダンは《カウラング》(KAURRANG)に乗ってバオリン=ヌダ(Baolin-Nda)へ探索行に。
29. 1900-1949 1289-1290 NGZ 第六の使徒 Der Sechste Bote
ペリー・ローダンはダグラウシュ(DaGlausch)へと漂着し、シャバッザ(Shabazza)の手に落ちた《ソル》を捜す。グッキー、イホ・トロト、ジュリアン・ティフラーのジイ・ネヴェヴァー(Jii'Nevever)との戦い。故郷銀河系ではソルモス(Solmothen)とヴィンセント・ガロン(Vincent Garron)が登場。
30. 1950-1999 1290-1291 NGZ 《マテリア》 MATERIA
ペリー・ローダンがトレゴン(Thoregon)の第6の使徒(Sechster Bote)として6つの銀河系の自由のために戦う中、コスモ・ファブリク(kosmische Fablik)《マテリア》が故郷銀河系で活動を開始…。
31. 2000-2099 1303-1304 NGZ 太陽系政庁 Die Solare Residenz
故郷銀河系ではアルコン人が軍拡へ進み、ペリー・ローダンがモノクローム・ミュータント(Monochrom-Mutanten)とモルケロ・ゼーレンクヴェル(Morkhero Seelenquell)に悩まされる。アトランは超知性体から受けた任務を遂行するべく、《ソル》と1800万年の過去界へ飛ばされた…。
32. 2100-2199 1304 NGZ〜 トラドム帝国 Das Reich Tradom
《ソル》はヴァッサーマル銀河系(Galaxis Wassermal)に到達、アトランは汎銀河系統計学者(Pangalaktischen Statistiker)の秘密を追う。トラドム帝国の征服士トラー・ローグ(Trah Rogue)はテラに対して要求をつきつける。ペリー・ローダンとアスカリ・ダ・ヴィヴォ(Ascari da Vivo)は星界の窓(Sternenfenster)を使い、トラドムへ行って差迫る地球侵略の危機回避を図る。

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