1961年
|
1月 |
|
カール・ヘルベルト・シェールとクラーク・ダールトン(ワルター・エルンスティング(Walter Ernsting))は当時のメーヴィヒ出版(Moewig-Verlag)編集長クルト・ベルンハルト(Kurt Bernhardt)に、新しいSFシリーズの製作を依頼された。(「テラ(Terra)」のような)他のSFシリーズに対抗して、今回は不動の英雄を中心とした物語にすることになった。
|
3月26日 |
| スターダスト計画(Unternehmen Sterdust)の原稿がカール・ヘルベルト・シェールによって完成。
|
6月4日 |
ライナー・カストール(Rainer Castor)誕生
|
8月3日 |
ウシ・ツィーチュ(スーザン・シュワルツ)(Uschi Zietsch/Susan Schwartz)誕生。
|
9月8日 |
「スターダスト計画」がペリー・ローダン・シリーズ第1巻としてメーヴィヒ出版(ミュンヘン)から刊行。表紙絵はジョニー・ブルック、以後全ペリー・ローダンのシリーズ表紙絵を担当する。この版は35000部ですぐ品切れとなり、出版社は重版を始めなければならなかった。
|
9月15日 |
ヘフト2巻「第三勢力(Die Dritte Macht)」はクラーク・ダールトン(ワルター・エルンスティング)が執筆した。
|
10月5日 |
クルト・マール(クラウス・マーン(Klaus Mahn))がヘフト5巻「非常警報(Atomalarm)」にて登場。
|
10月13日 |
W.W.ショルス(ヴィンフリート・ショルツ(Winfried Sholz))がヘフト6巻「ミュータント部隊(Mutantenkorps)」にて登場。
|
1962年
|
1月12日 |
| ヘフト19巻「宇宙の不死者(Der Unsterbliche)」で超知性体〈それ〉(ES)初登場。
|
4月6日 |
W.W.ショルスがヘフト31巻「ロボット皇帝の反乱!(Der Kaiser von New York)」をもってペリー・ローダンシリーズの短い共同執筆を終えた。
|
4月27日 |
クルト・ブラント(Kurt Brand)がペリー・ローダン・シリーズにヘフト34巻「裏切り者レヴタン(Levtan, der Verräter)」で登場。
|
7月16日 |
ロバート・フェルドホフ(Robert Feldhoff)誕生。
|
8月17日 |
| ペリー・ローダン・シリーズ最初の記念巻。ヘフト50巻カール・ヘルベルト・シェール「アトラン(Der Einsame der Zeit)」刊行。アルコン人アトラン初登場、ほどなくシリーズで最も愛される人物の一人となる。
|
12月21日 |
最初のドイツのペリー・ローダン・クラブ(PERRY RHODAN-Club)創立。
|
- |
この年、最初のペリー・ローダン貸本「スターダスト計画(Unternehmen Stardust)」がヴィドゥキント出版(Widukind-Verlag)から刊行。ヘフト2冊が1巻という形態だった。
|
1963年
|
2月2日 |
ウィリアム・フォルツ(William Voltz/Willy Voltz)がペリー・ローダン・シリーズにヘフト74巻「戦慄(Das Grauen)」で登場。
|
3月2日 |
ペリー・ローダン・ヘフト78巻クルト・ブラント「還らぬトーラ(Thoras Opfergang)」でジョニー・ブルックは冥界に逝ったアルコン人をカットとして描いた。この内部イラストが挿絵の最初と見なせる。
|
8月3日 |
| ペリー・ローダン・ヘフト100巻カール・ヘルベルト・シェール「目標星(Der Zielstern)」刊行。これをもってシリーズ続行期限という類の概念は忘れられた。
|
12月9日 |
クラウス・N・フリック(Klaus N. Frick)誕生。
|
1964年
|
2月15日 |
ペリー・ローダン・ポケットブック1巻クラーク・ダールトン「モックの惑星(Planet der Mock)」刊行。「惑星小説(Planetenromanen)」では、著者らはペリー・ローダン世界の中から草案(Expose')に束縛されない物語を書いたり、シリーズで脇にやられたテーマを取り上げてけりをつけたりする。表紙絵はヘフト・シリーズ同様常にジョニー・ブルックが描いた。編集の仕事はギュンター・マーティン・シェルボカート(Günter Martin Schelwokat)が担当した。
|
1965年
|
5月20日 |
最初の挿絵がヘフト192巻ウィリアム・フォルツ「アコン人の謀略(Die Kriegslist des Akonen)」に登場。コルベット(Korvette)型搭載艇がルドルフ・ツェンガーレ(Rudolf Zengerle)によって挿絵として描かれた。今は4週に1度、挿絵がヘフトに載る。
|
6月 |
最初のペリー・ローダン・ホルダー(PERRY RHODAN Sammelmappen)が出版社から売り出された。青い綴じ紐で、金色の字でPERRY RHODANと書かれ、約10冊のヘフトを綴じるものだった。
|
7月1日 |
H.G.エーヴェルス(H.G.Ewers/Horst Gehrmann)がペリー・ローダン・シリーズにヘフト198巻「最後の砦(Die letzte Bastion)」で登場。
|
7月15日 |
|
ヘフト200巻カール・ヘルベルト・シェール「アンドロメダへの道(Die Straße nach Andromeda)」刊行、ここから今でもよく愛されているサイクルがスタートする。ひとつのサイクルが50冊を越えた最初のサイクルであり、別の銀河系(アンドロメダ)を舞台とし、愛すべき登場人物らが登場した(例:ハルターのイホ・トロト(Icho Tolot))。
|
7月 |
ペリー・ローダン・サービスからペリー・ローダン・バッジが発売(青/銀)。4種類のバッジ絵(動く絵)はペリー・ローダン、アトラン、ブリー、グッキーをモチーフとしていた。
|
9月10日 |
ヘフト208巻「青き支配者(Die blauen Herrscher)」をもってクルト・ブラントがペリー・ローダン・シリーズ共同執筆を終えた。
|