1961〜1965 / 1966〜1970 / 1971〜1975 / 1976〜1980 / 1981〜1985 /
1986〜1990 / 1991〜1995 / 1996〜2000 / 2001〜2002

ペリー・ローダン史 1961〜1965

1961年 1月 カール・ヘルベルト・シェールとクラーク・ダールトン(ワルター・エルンスティング(Walter Ernsting))は当時のメーヴィヒ出版(Moewig-Verlag)編集長クルト・ベルンハルト(Kurt Bernhardt)に、新しいSFシリーズの製作を依頼された。(「テラ(Terra)」のような)他のSFシリーズに対抗して、今回は不動の英雄を中心とした物語にすることになった。
3月26日 スターダスト計画(Unternehmen Sterdust)の原稿がカール・ヘルベルト・シェールによって完成。
6月4日 ライナー・カストール(Rainer Castor)誕生
8月3日 ウシ・ツィーチュ(スーザン・シュワルツ)(Uschi Zietsch/Susan Schwartz)誕生。
9月8日 「スターダスト計画」がペリー・ローダン・シリーズ第1巻としてメーヴィヒ出版(ミュンヘン)から刊行。表紙絵はジョニー・ブルック、以後全ペリー・ローダンのシリーズ表紙絵を担当する。この版は35000部ですぐ品切れとなり、出版社は重版を始めなければならなかった。
9月15日 ヘフト2巻「第三勢力(Die Dritte Macht)」はクラーク・ダールトン(ワルター・エルンスティング)が執筆した。
10月5日 クルト・マール(クラウス・マーン(Klaus Mahn))がヘフト5巻「非常警報(Atomalarm)」にて登場。
10月13日 W.W.ショルス(ヴィンフリート・ショルツ(Winfried Sholz))がヘフト6巻「ミュータント部隊(Mutantenkorps)」にて登場。
1962年 1月12日 ヘフト19巻「宇宙の不死者(Der Unsterbliche)」で超知性体〈それ〉(ES)初登場。
4月6日 W.W.ショルスがヘフト31巻「ロボット皇帝の反乱!(Der Kaiser von New York)」をもってペリー・ローダンシリーズの短い共同執筆を終えた。
4月27日 クルト・ブラント(Kurt Brand)がペリー・ローダン・シリーズにヘフト34巻「裏切り者レヴタン(Levtan, der Verräter)」で登場。
7月16日 ロバート・フェルドホフ(Robert Feldhoff)誕生。
8月17日 ペリー・ローダン・シリーズ最初の記念巻。ヘフト50巻カール・ヘルベルト・シェール「アトラン(Der Einsame der Zeit)」刊行。アルコン人アトラン初登場、ほどなくシリーズで最も愛される人物の一人となる。
12月21日 最初のドイツのペリー・ローダン・クラブ(PERRY RHODAN-Club)創立。
- この年、最初のペリー・ローダン貸本「スターダスト計画(Unternehmen Stardust)」がヴィドゥキント出版(Widukind-Verlag)から刊行。ヘフト2冊が1巻という形態だった。
1963年 2月2日 ウィリアム・フォルツ(William Voltz/Willy Voltz)がペリー・ローダン・シリーズにヘフト74巻「戦慄(Das Grauen)」で登場。
3月2日 ペリー・ローダン・ヘフト78巻クルト・ブラント「還らぬトーラ(Thoras Opfergang)」でジョニー・ブルックは冥界に逝ったアルコン人をカットとして描いた。この内部イラストが挿絵の最初と見なせる。
8月3日 ペリー・ローダン・ヘフト100巻カール・ヘルベルト・シェール「目標星(Der Zielstern)」刊行。これをもってシリーズ続行期限という類の概念は忘れられた。
12月9日 クラウス・N・フリック(Klaus N. Frick)誕生。
1964年 2月15日 ペリー・ローダン・ポケットブック1巻クラーク・ダールトン「モックの惑星(Planet der Mock)」刊行。「惑星小説(Planetenromanen)」では、著者らはペリー・ローダン世界の中から草案(Expose')に束縛されない物語を書いたり、シリーズで脇にやられたテーマを取り上げてけりをつけたりする。表紙絵はヘフト・シリーズ同様常にジョニー・ブルックが描いた。編集の仕事はギュンター・マーティン・シェルボカート(Günter Martin Schelwokat)が担当した。
1965年 5月20日 最初の挿絵がヘフト192巻ウィリアム・フォルツ「アコン人の謀略(Die Kriegslist des Akonen)」に登場。コルベット(Korvette)型搭載艇がルドルフ・ツェンガーレ(Rudolf Zengerle)によって挿絵として描かれた。今は4週に1度、挿絵がヘフトに載る。
6月 最初のペリー・ローダン・ホルダー(PERRY RHODAN Sammelmappen)が出版社から売り出された。青い綴じ紐で、金色の字でPERRY RHODANと書かれ、約10冊のヘフトを綴じるものだった。
7月1日 H.G.エーヴェルス(H.G.Ewers/Horst Gehrmann)がペリー・ローダン・シリーズにヘフト198巻「最後の砦(Die letzte Bastion)」で登場。
7月15日 ヘフト200巻カール・ヘルベルト・シェール「アンドロメダへの道(Die Straße nach Andromeda)」刊行、ここから今でもよく愛されているサイクルがスタートする。ひとつのサイクルが50冊を越えた最初のサイクルであり、別の銀河系(アンドロメダ)を舞台とし、愛すべき登場人物らが登場した(例:ハルターのイホ・トロト(Icho Tolot))。
7月 ペリー・ローダン・サービスからペリー・ローダン・バッジが発売(青/銀)。4種類のバッジ絵(動く絵)はペリー・ローダン、アトラン、ブリー、グッキーをモチーフとしていた。
9月10日 ヘフト208巻「青き支配者(Die blauen Herrscher)」をもってクルト・ブラントがペリー・ローダン・シリーズ共同執筆を終えた。

これはローダン公式ページの記事の翻訳です。各年号から該当ページにリンクしています。

1961〜1965 / 1966〜1970 / 1971〜1975 / 1976〜1980 / 1981〜1985 /
1986〜1990 / 1991〜1995 / 1996〜2000 / 2001〜2002

感想、誤訳指摘歓迎: ココログ あるいは mail へどうぞ

もどる